BREAKERZのボーカリストとして、またタレントや俳優としても幅広く活躍するDAIGOさん。長年、従来のファンクラブ形態でファンとの交流を続けてきましたが、今年の初めに個人ファンクラブをFaniconに移行し、「D5(ディーファイブ)」を立ち上げました。より気軽にファンとコミュニケーションを取りたいという思いから始めたこの新しいファンクラブ。今回は、DAIGOさんにFaniconを選んだ理由や、ファンとの新たな関係性、そしてこれからの展望についてお伺いしました。
──DAIGOさんは今年の初めにFaniconでファンクラブ「D5」を立ち上げましたが、そのきっかけを教えてください。
DAIGOさん(以下、DAIGO) 今までソロのDAIGOとしてのファンクラブはあったのですが、以前からよりこの時代にフィットした、もっと気軽にファンのみなさんと密なコミュニケーションが取れるようなファンクラブに変えたいなって思っていたんです。そんなとき、シドのマオくんと話す機会があったんです。彼は、もともとFaniconができた早い段階からファンクラブをやっていたんですね。それで、マオくんと話している中で、Faniconの素晴らしさを教えてもらったんです。そこで「じゃあ、ちょっと紹介してください」って話になって、Faniconを紹介してもらった形です。
──ほかにも似たようなサービスがありますが、その中でFaniconを選ばれた理由は?
DAIGO わかりやすく言うと、【EN】──縁があったんだなっていう感覚ですね。マオくんが違うところでファンクラブをやっていたらどうなっていたのかわかりませんが、Faniconだったからこそ紹介してもらえたし、自分もやりたいと思ったという……こういうのって本当に【EN】、縁ですよね。マオくんに感謝しています!
──実際にFaniconを始めて、どんなところに魅力を感じましたか?
DAIGO Faniconのシステムは、ファンのみんなとすぐにつながれるのが魅力ですね。もちろんアナログのよさもありますが、今はデジタルやSNSが当たり前の時代なので。たとえばファンクラブの人たちしか見られない生配信も、やりたいと思ったらパッと始められる。本当に素晴らしいことだと思います。僕はとくに、「グルチャ(グループチャット)」が好きなんですが、文字を打ち込む時間を考えても、それこそ2秒ぐらいで発信できる。1つ1つ気合を入れて更新するというのではなく、ライトな感じでフランクにファンのみんなとつながれるのがうれしいですね。気軽に、楽しくつながることができるのが僕にとって大切なんだなと感じました。
──ファンと交流する上で心がけていることや、気をつけていることはありますか?
DAIGO なるべくグルチャをやりたいっていうのはあります。ライブやテレビの仕事などで不規則な生活をしているので、毎回同じ時間にというのは難しいんですが、スキマを見つけて「おはようぃっしゅ!」とか「お風呂なう」って伝えたりしています。
──「お風呂なう」は、まさしくお風呂の中から発信されているのですか?
DAIGO はい。いつお風呂に入ってるんだろうって気になってるファンの方もいるかもしれないし、今日は早めなんだとか遅めなんだとか、お風呂の時間の変化も楽しめるかなと(笑)。意外とそういう発信が多いですね。「お風呂なう」とか「髪の毛乾かしてるなう」とか。……「なう」自体がちょっと古い可能性はありますけど、一番伝わりやすいかなと思って使っています。
──他にも活用されている機能はありますか?
DAIGO タイムラインに関しては、最新の情報をお届けしたり、写真をアップしたりしています。インスタやX(旧Twitter)でもやっていますが、全部自分の顔ばかりだと「46歳にもなって、どんだけ自分の顔を載せたいんだよ」って思う人もいるかもしれないので……(笑)。でも、ファンのみんなは僕の表情やファッションを楽しみにしてくれているので、ここで載せればいいんだと! 実は写真は、メイクをしたり、衣装を着たりしたときにたくさん撮っているんですよ。でも、その行き場がどこにもなくて……。スマホに眠っている写真たちを「D5」で活かせるのは嬉しいですね。これからも、もっとアップしていきたいなって思っています。
──1on1メッセージやスクラッチなどの機能もありますが、活用されていますか?
DAIGO 今は、Faniconの機能を少しずつチャレンジさせてもらっている段階ですね。1on1メッセージはスクラッチの当たり特典として使いましたが、これも楽しかったです。今後も楽しんでもらえるように、いろいろ考えています。
──Faniconを始めてから、ファンとの関係性に変化はありましたか?
DAIGO 一番使うのがグルチャなんですが、心からDAIGOを求めてくれている【PDF】なみんなとのコミュニケーションがすごくやりやすいんです。
──【PDF】とは……?
DAIGO ピュアでディープなファン、つまり【PDF】ですね! スタンプの機能も、とっても気に入ってます。グルチャでのやり取りは義務っていう感覚じゃなく、アットホームに、フランクに楽しくできているんですよ。さっきもグルチャで「新しいファンクラブ好きかな?」って投げかけてみたんですが、すぐに「楽しいです!」とか「親近感があって好きです」と返ってきて。僕が望んでいた、気軽に楽しくつながれるファンクラブが実現できたなと感じています。
──ファンのみなさんも喜んでいるんですね。
DAIGO はい、「DAIGO調べ」では100%満足してくれています。あくまでDAIGO調べなので実際はわからないんですけど……DAIGOの肌感覚的には100%かなと! あと、グッズの販売やチケットの販売もFaniconのシステムでできるのがありがたいですね。今度、ファンクラブイベントをやるんですが、そのチケット販売もFaniconのシステムを使わせてもらっています。本当に使いやすいし、機能が豊富なので、アイドルとかミュージシャンとか文化人とか、いろいろな表現者がいると思うんですが、どんな人にもFaniconはフィットすると思います。
──Faniconを通じて、特に印象に残っているファンとのエピソードはありますか?
DAIGO 家で生配信を急にやろうと思い立ったのですが、そのときに照明用のライトがなかったので、キャンプ用のライトを使ってみたんです。キャンプは行かないんですけどね(笑)。それをスツールの上に置いて、スマホを立てかけて配信しました。これはどんなときでも、どんな場所でも、しっかりライティングしていい姿をみなさんにお見せしたいなっていう自分なりの努力ですね。キャンプのライトはそれはもう強力なので、しっかりキレイなライティングで配信できました。
──さすがのプロ意識ですね! ほかにも、DAIGOさんならではのFaniconのユニークな使い方はありますか?
DAIGO やっぱり「お風呂なう」ですよね。たとえばXなんかでお風呂の時間を知らせたいかっていうと……正直そんなこと思わないですよね。でも、Faniconのグルチャのポップな雰囲気だと、ついつい知らせたくなってしまうんですよ。とはいえ、あまりに時間が遅くなりすぎて、みんなを起こしちゃっても悪いかなと思ったり、それこそバタンキューの日もあったりで「お風呂なう」を発信しない日もあるんですが……そんな日は「今日はDAIGOはお風呂に入ってないのかな?」って考えてくれる人もいるワケじゃないですか。それってとってもうれしいことですよね。「今お風呂に入っているよ」っていう情報をオープンにして、それを喜んでくれる人がいるっていうのは、やっぱりクローズドなファンクラブならではですし、それこそがFaniconの魅力だと思います。
Faniconをやるまでは、「お風呂に入っていることを発信しよう」っていう概念すらなかったから。きっと僕がそうしようと思ったのは、Faniconのグルチャがそうさせてくれたんだと感じています。
──DAIGOさんとファンの素敵な関係が伝わってきます。
DAIGO 僕も46歳で、長年音楽をやってきましたが、ファンのみんながいるからこそライブができるし、歌い続けることができています。本当にかけがえのない存在です。Faniconでファンクラブを作りたいと思ったのも、応援してくれるみんながいるから。これがもしゼロ人だったら、ファンクラブは作らないじゃないですか(笑)。でも、ファンのみんなの存在があるから、よりいいファンクラブを作りたいなと思ったんです。いろいろなことがある時代ですけど、これからもファンのみんなと絆を強くしていって、辛いことがあっても一緒に乗り越えながら、前に進んでいきたいなって思っています。
──本当にファンのことを大切に思っていらっしゃるんですね。では、最後に今後Faniconでやりたいことを教えてください!
DAIGO 僕が歌うことによって、何かしら人生の糧になったり、幸せな気分になってくれたりしてくれる人が1人でもいる限り、ずっとずっといろいろなことにチャレンジしていきたいなと思っています。やっぱりある意味中年のね、いや……もう初老って言っていいのかな。こんな初老のミュージシャンを応援してくれるなんて、本当にもう、感謝しかないです。だから、Faniconで行うオンライン上のコミュニケーションも大事ですが、もっとみなさんに会いたいので、ファンミーティングをたくさんやりたいですね。Faniconでファンとファミリー……つまり【FFF】でつながって、より家族のような存在として、みんなで楽しい毎日を送りたいと思っています。
取材・文/上村絵美